「家計簿をつけたほうが良いのはわかっている。でも、続けられなくて何度も挫折…。」
そんな方は多いのではないでしょうか。
家計簿は、自分にあったやり方を見つけることも大切ですが、メンターを付けることで、強制力が働き継続することができるようになります。
ゆる~く、でもしっかり家計を把握できるやり方を教えます。
家計簿の必要性
家計簿とは、家計の収入と支出を記録する帳簿のこと。
家計簿をつけることで、何にいくらくらい使っているのか、収入の範囲内に支出が収まっているかなど、あなたの家計の現状を把握することができます。
家計簿を続けるための3つのコツ
コツ1:目標を決める
そもそもあなたが家計簿をつけることの目標はなんでしょうか?
目標もなく「ただお金を貯めたい」というだけでは、家計簿をつけるモチベーションが続かないのはもちろん、家計をしっかり管理して支出を減らそう!収入を増やそう!というモチベーションも上がりません。
具体的な目標を決めましょう。
- お金を貯めて、家族でディズニーランドに行きたい!
- 子どもの大学進学に備えて、学費を貯めたい!
- 老後に向けて、資産を増やしたい!
次に、目標を達成するために必要な費用を計算しましょう。
例えば、家族でディズニーランドに行きたい場合、入園料はもちろん、園内での飲食代もかかりますし、遠方の方だと交通費や宿泊代もかかるかもしれません。具体的にいくらくらい必要なのか、計算してみましょう。
また、目標を達成したい時期、期限を決めておくのも重要です。
期限を決めないと、モチベーションの維持が難しくなります。
「今年の夏休みにディズニーランドに行くぞ!」という目標と、ただなんとなく「いつかディズニーランドに行けたらいいな〜」という目標とでは、達成確率が大きく変わるでしょう。
コツ2:シンプルな方法にする
家計簿を続けるコツは、なるべく手間がかからないシンプルな方法にすること。
オススメは、①家計簿アプリを利用して、②決済手段をキャッシュレスにすることです。
家計簿アプリを利用して、銀行口座やクレジットカードを連携させることで、毎日面倒な入力作業をしなくてもアプリが自動で収支を記録してくれます。
家計簿アプリのオススメはマネーフォワードME。
無料版もあるため、まずは無料で使い勝手を試してみてください。
また決済手段をキャッシュレスにすると、家計簿アプリに連携できるため、自分で入力しなければならない事項を極力減らすことができます。
理想は完全キャッシュレス。あなたが何もしなくても、家計簿アプリが自動で家計簿を作成してくれますよ。
コツ3:メンターをつける
メンターをつけると強制力が働き、継続することができるようになります。1人ではなかなか続けられない人に、特にオススメな方法です。
「目標は決めましたか?」
「先月分の家計簿は確認しましたか?」
このように、こまめに家計簿を確認し、伴走してくれる存在は、家計簿を続けておく上で大きなモチベーションとなるでしょう。
例外:借金があったり、家計が明らかに赤字の方へ
矛盾するようですが、借金があったり、家計が明らかに赤字の方は、あえてノートに手書きで家計簿をつけた方が良い場合もあります。
家計簿を続けるためには、基本的には家計簿アプリの利用をオススメしています。しかし、お金の収支が自動で記録されるため、特にクレジットカードを利用する場合、お金を使っているという感覚が希薄になりがち。ついついお金を使いすぎてしまう原因となります。
子どもの頃の手書きのお小遣い帳を思い出してみてください。お菓子や漫画を買うと、残高が減ってくのが悲しくありませんでしたか?残高がマイナスになるまで使ってしまう、なんてことはなかったはずです。
ノートに手書きで家計簿をつけることで、お金を使う痛みを知ることができます。使いすぎも実感しやすく、家計の改善効果が期待できます。
当然、手書きでノートに書くことは、とても面倒です。面倒だからこそ、小さなお金を使うことへの抑制効果も働きます。つまり「ここでジュースを買ったら家計簿つけなきゃいけなくなる」→「面倒だから我慢しよう」と思うことで支出の抑制に繋がります。
家計簿アプリの利用は、借金を完済したり、家計を黒字化してからでも遅くありません。
家計簿をつけて、豊かな暮らしを目指そう!
続けられない人に特にオススメなのが、メンターをつける方法。お金に詳しいファイナンシャルプランナーをメンターにすることで、家計簿の継続が容易になるだけでなく、家計の改善効果も期待できます。
弊社では、保険を売らないFPとして中立の立場から、家計簿の付け方の指導や、家計改善に向けてのアドバイスも行っております。お気軽にお問い合わせください。