ラジオ『独立系FPのカネトーーク!!』第11回はのテーマは…
最近、機能の使いやすさや手数料の低さから人気のネットバンクですが、FPのあいだでは「住信SBIネット銀行」を高く評価する声をよく聞きます。まだ利用していない人、活用しきれていない人は、家計管理を簡単にする機能をぜひ知って使ってほしいです!
ステルス値上げとインフレ
ステルス値上げとは
「ステルス」とは、英語で「こっそり」や「気づかれないように」という意味です。消費者に気付かれないよう、実質的に値上げされていることを指します。
<ステルス値上げの代表的な4パターン>
✅内容量の減少
例:ポテトチップスが以前は100gだったのに、80gに減った
✅品質の低下
例:値段は同じだが、原材料のランクがさがって味がおちる
✅パッケージの変更でごまかす
例:見た目が変わって新しくなったようにみせて、実は内容量が減少
✅サービスの縮小
例:当選などの無料サービスが減ったり、回数が減少する
スーパーを歩いているだけで「食品もずいぶん値上がりしたなぁ」と感じます。
原因は、原材料や輸送費の高騰、人件費の上昇などさまざまですが、円安などの経済的要因も背景にあります。最近はトランプ政権の「関税」が話題になっていますね。
インフレについて
「インフレ(インフレーション)」とは、物の値段が全体的に上がる現象のことを言います。簡単にいうと、「お金の価値が下がって、同じ金額で買えるモノが減ってしまう状態」です。
「物の値段があがるのは嫌だ!」と思われるかもしれませんが、FPの立場からは「健全な経済成長のためには適度なインフレが必要」だと認識されています。
インフレが起こらないと、給料もあがりにくく、日本経済全体の停滞につながる可能性があるからです。これでは、しっかりとした資産形成が難しくなってしまいますよね。
ラジオでは、インフレがおこっていたバブル期について語っています。
<海外旅行の比較>
バブル期:途上国では外国人向けの店と地元の人向けの店で価格が大きく異なっていた
今の日本:牛丼が2500円もするなど、日本人も手が届かないような価格になっている状況が起きている
これは、日本が長らくデフレ(物価が下がり続ける状態)を経験してきたことの表れであり、適度なインフレがなかった結果であると考えられます。
一方で、iPhoneの値段は世界的に見て、日本は比較的安いです。一概に日本の物価が高いとは言えない、ということですね。
また、数年前は都内のホテルのカクテルが1杯3000円でした。この時に海外の物価高を実感したのですが、グローバルな視点で見ると、日本の物価は特異な状況なのかもしれません。
住信SBIネット銀行がすばらしい

利便性が良く手数料も安いネットバンクですが、「住信SBIネット銀行」は他のネットバンクに比べてさまざまな機能が備わっていておすすめです。
それぞれ、確認していきましょう。
一家に一口座はほしい
まず、住信SBIネット銀行同士の口座間の即時振込は無料です。他行への振込も一定回数まで無料なので、人気の楽天銀行と比較して、手数料無料の条件が緩いです。
キャッシュカードを使わずに、スマートフォンだけでセブンイレブンなどのコンビニATMで入出金できるのも便利ですね。余計なモノを持たなくていい!ATMの引き出し手数料も月5回まで無料です。
また、最大10個まで目的別に口座を作成できます。住宅ローン、教育費、車の購入費用など、目的別に口座を作って資金を別管理しておけば、見やすいですよね。他の銀行口座から毎月指定日に自動で資金を入金することもできるので、給与口座が住信SBIネット銀行にできない方も家計管理がしやすくなります。
しかも、10万円以下の送金であれば、回数無制限かつ手数料無料で送金できる「ことら送金」が使えます。住信SBIネット銀行とは別に、同様の機能を持つ口座を開設できる「提携ネオバンクサービス」もあるので、経費削減や管理のしやすさから事業用でも使い勝手が良いです。
操作もわかりやすいので、「ネットバンクは難しくて…」と感じている方は、検討してみてはいかがでしょうか。
イイものはどんどん使って家計管理をカンタンにしよう!

インフレが進む現代において、手数料を抑え、効率的に資金管理を行うことはますます重要になっています。住信SBIネット銀行のように、便利なツールがあるなら使ったほうがオトクでカンタンです。
新しいことを始める時は「大丈夫かな…」と不安になりますが、1月14に発表されたデータによると、住信SBIネット銀行の預金口座数は800万口座を突破。2007年9月の営業開始以来、17年以上利用されてきました。
ラクでカンタンな家計管理をすれば、他のことに時間を使いながら、しっかりと資産を形成できます。住信SBIネット銀行に限りませんが、安全で便利なツールはぜひいちど体験し、使いやすさを実感してみてください。
スマートな家計管理を目指していきましょう!