ラジオ『独立系FPのカネトーーク!!』第10回はのテーマは…
突然、会社が企業型DCを導入し、戸惑っている方もいると思います。「ライフプランって面倒で難しい…」と、ライフプラン作成に抵抗を感じている方へのメッセージもあるので、ぜひ参考にしてください!
企業型DCの投資教育セミナーをやってきた
企業向けに行っている「企業型確定拠出年金(企業型DC)」の導入にともなう、投資教育セミナーを実施しました。
企業型DCは従業員自身が投資を運用する制度のため、従業員が制度を理解し、投資の基本的な知識を持つことが重要です。
セミナー内容
<セミナー内容>
1回目:「確定拠出年金」制度の内容説明
2回目:自分に合った運用商品や投資戦略の選び方
⇒①家計の見直し②ライフプランの作成③自分にとって必要なお金の額を割り出す
3回目:未実施
全3回のセミナーは、ラジオ放送時点で2回目まで終了。大器晩成FPオフィスは、導入支援を行った会社に対して、「最後まで面倒を見る」方針でセミナーと個別相談を行っています。
従業員向け「投資教育セミナー」と個別相談
企業型DCは、従業員自身が拠出された資金を運用する制度のため、従業員が制度の仕組みや特徴を正確に理解することが不可欠です。企業側にも投資教育を行う義務(努力義務)があります。
理解できないと、制度を有効に活用できません。NISAを始め、投資を行う人が増えてきましたが、社員が十分な投資知識を持っていないことがほとんどです。そのため、以下のような基礎知識をセミナーでお伝えしています。
✅投資の基礎知識
✅リスクとリターンの関係や特徴
✅確定型拠出年金制度の概要
✅拠出限度額や運用方法
✅商品商品や投資戦略 …など
社員が適切な商品選択を行い、長期的な資産形成につなげることがとても重要です。
日本では、企業型DCにおいても元本保証型の投資商品を選択する人が多い傾向にあります。その場合、DC制度のメリットである「運用益非課税」を十分に享受できません。従業員教育を通じて、元本保証型以外の運用商品の選択肢や、長期投資の重要性を理解してもらい、社員の主体的な運用への意識改革を促すことが必要です。
また、家計の見直しやライフプランの作成も取り入れることで、将来必要となる資金を具体的にイメージし、DCを通じた資産形成の必要性を認識するきっかけにもつながります。

「何のために運用するのか」という目的意識を持つことが大切!
やりがいしかない世のマネーリテラシー


日本のマネーリテラシーの現状には課題が多く、FPとして貢献できる余地の大きさに「やりがいしかない」と感じています。
実際に、投資教育セミナーや高校のPTA(20名)に向けてセミナーを行いましたが、家計簿をつけている人はほとんどおらず、NISAやiDeCoなどの投資経験がある人はいませんでした。
それに対し、民間の保険に加入している人の割合は非常に高かったです。高校PTAのセミナーでは参加者全員が民間の保険に加入していました。公的保険の利用をふまえて民間保険に加入している人は、どのくらいいるのか疑問です。



マネーリテラシーが必要な人は多いのに、学んだを実践している人って少ないんだよね
セミナーを実施するだけでは、参加者が実際に運用を始めたり、家計管理を徹底するまでにはいたらない可能性も感じています。それにもかかわらず「やりがいしかない」と感じているのは、FPの専門知識や活動が人々の経済的な安定に貢献できると強く感じているからです。
マネーリテラシー教育は、すぐに効果が表れるものではないかもしれませんが、「自動的に歯車のように回ってずっと流れていく仕組み作り」だと考えており、私たちFPはそのサポートが役割だと感じています。
時間とお金、時間は貯められない


お金はためて使えますが、時間はためて使うことができません。
「タイム イズ マネー(時は金なり)」という言葉がありますが、時間はお金と違ってためられません。一日は誰もが24時間で、何か新しいことを始めようとする場合、そのための時間をつくるため既存の行動や習慣を辞めなければならないという制約が生じます。
この「時間の有限性」を踏まえると、最初に多少の労力や時間を費やしてでも、後々継続的に時間を節約できる仕組みを構築することは、大きな価値がありますよね。家計管理や資産形成の仕組みをしっかりと作り上げてしまえば、自動的に物事が進み、結果として時間を有効活用できるということです。
FPとして、「時間を使わないようにする仕組み化」の支援も重要だと考えており、そのためには「ライフプラン」の設計が必要です。効率的な家計管理の方法を確立するには時間がかかるため、なるべく早く取り組むことをおすすめします。
ライフプラン作成は面倒?FPを有効活用しましょう!
ライフプラン作成って面倒ですよね。何から始めれば良いかわからなかったり、将来のことを具体的に考えるのが難しいと感じる人もいると思います。
しかし、お金の流れが明確になると「将来に向けてどのくらいお金が必要なのか」「今何をすべきなのか」が分かり、漠然とした不安から解放されます。



多少のお金を払ってでも、老後の安心が買えるなら安いもの
初期の労力やコストは、将来の安心という大きなメリットにつながります。誰かのサポートをえて作ると、客観的で信頼性の高いライフプランができるので、「作ってみたけど、これでいいのかな…」という不安からも解放されます。
さらに、ライフプラン作成は、将来の目標や目的を明確にするきっかけにもなります。ただ貯金をする、というのは難しいので、「何のためにためるのか」をはっきりさせ、高いモチベーションをいっしょに維持していきましょう。